Gakken 学研ステイフル

混沌とした世界をたくましく生き抜いていく子に育てる
「モンテッソーリ教育」とは?

近年注目が集まる「モンテッソーリ教育」

イタリア人医師により生み出され、100年以上経った今でも時代や文化の違いを超えて世界中で支持される教育メソッド「モンテッソーリ教育」。現在世界110以上の国にモンテッソーリ実践園が存在しているといわれています。そして実践した子どもたちの中からは、世界をリードする人々も数多く育ってきています。

昨今では、予測不可能な混沌とした世界のなかを、たくましく生き抜いていくために必要な「自立した心を育てる教育法」として、より注目を集めています。

モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育は、イタリア人の医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。

「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれといえます。 この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。

モンテッソーリ教育の目的

イタリア人医師により生み出され、100年以上経った今でも時代や文化の違いを超えて世界中で支持される教育メソッド「モンテッソーリ教育」。現在世界110以上の国にモンテッソーリ実践園が存在しているといわれています。そして実践した子どもたちの中からは、世界をリードする人々も数多く育ってきています。
昨今では、予測不可能な混沌とした世界のなかを、たくましく生き抜いていくために必要な「自立した心を育てる教育法」として、より注目を集めています。

モンテッソーリ教育の基本的な考え方

モンテッソーリ教育は、子どもを観察することによって見出された事実に基づく科学的な教育法です。その基本的な考え方は「子どもには生来、自立・発達していこうとする力(自己教育力)があり、その力が発揮されるためには発達に見合った環境(物的環境・人的環境)」が必要である」というものです。
そのためモンテッソーリ教育では、子どもの敏感期(乳幼児期に現れる強い感受性を示す時期)に見合った環境を用意するため、さまざまな用具や教具があります。

乳幼児期の言語教育

子どもは最初からことばを獲得して誕生してくるわけではありません。子どもは「言語の敏感期」の時期に自分の周囲で話されていることばを母語として獲得します。ことばの量や質は環境に左右されます。モンテッソーリ教育の『言語教育』は、子どものことばの発達段階に合わせてきめ細やかなステップを踏んで、語彙を豊かにすることから始まり、最終的には文法にまで至ります。文字を書くこともまた、『日常生活の練習』や『感覚教育』で養った手や腕をコントロールする力を利用しながら、身につくような工夫がされています。したがって子どもは、文字に興味をもった時期に知らず知らずのうちに文字を書いたり読めるようになるのです。

引用元・参考文献:日本モンテッソーリ教育綜合研究所

 

 

 

 

 

 

モンテッソーリ教育のメソッドを体感できる! 幼児向けの入門キットの役割

子どもたちが行う普段の活動のことを、モンテッソーリ教育では『おしごと』と呼びます。子どもの発達・成長にとって必要な活動だからです。『おしごと』は、大人が強制するものではなく、子どもが自分の成長に必要なものを「やりたい」と、自発的に選ぶもの。そのため、いくつかの教材をそろえ、お子さんが自発的に選び、自己教育力を自ら発揮できる環境を整えてあげることが重要になってきます。

 

ここでは、そんなモンテッソーリ教育のメソッドを気軽に体験できる、入門アイテムをご紹介します。日本モンテッソーリ教育綜合研究所の協力を得て作成されたものです。

 

今回紹介するアイテムを使うことで、
【環境の整備】→【提示】→【自己選択】→【集中現象】→【満足感&達成感】
という体験ができます。
また「並べる」「同じものを集める」「分ける」「合わせる」など分類したり、区別したりすることにも深い意味があります。

 

また、モンテッソーリ教育では、触感も重要視しています。それは、手が「外側の大脳」と呼ばれるほど、発達段階の子どもにとっては重要なものだからです。
自分の意志を働かせ、触る、見る、比べるなどの感覚を使い、手を動かして活動し好奇心をふくらませていくのです。

<モンテッソーリ教育を体験できるキット>

モンテッソーリBox もじ

もじ砂文字カード46枚には文字部分がざらっとしたUV加工がされています。この砂文字カードを使った20あまりの活動や、もじやことばを学ぶための活動ができます。

たとえば、砂文字カードを隠して探させてみたり、その文字から始まることばを一緒に考えてクイズを出してみたり。 子どもは、指で触れて文字の形を感じ取ります。文字を人差し指と中指の2本の指でなぞることで、文字を書くための準備活動もできます。

■対象年齢:2歳以上/¥5,500

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